指圧の源流 ― 一九二五年から
浪越指圧の系譜
指圧を名づけた家。
初代・徳治郎から四代目・友哉まで、直系で受け継がれてきた一本の線。
指圧を名づけた家、直系四代。
一九二五年、浪越徳治郎が指圧を創始し、名づけました。
それから一世紀。
指圧という言葉は、一つの家系のなかで、四代にわたって受け継がれてきました。
初代・徳治郎から、二代目・徹、三代目・孝、そして四代目・友哉へ。
その手のかたちのまま、今もお客様の体に向き合っています。
指圧の名は、この家から生まれました。
これは、四つの世代と、一本の線の物語です。
指圧は一九二五年、浪越徳治郎が名づけた。
浪越徳治郎
Tokujiro Namikoshi
指圧を創始し、名づけた人
舞台は、北海道の小さな村でした。
医者も薬も遠く、母・マサの関節が痛むとき、子どもたちがその体をさすりました。
なかでも、徳治郎の親指がいちばんだったと伝わっています。
背中と腰を、一点ずつ、まっすぐに押す。この手のかたちが、のちに指圧と呼ばれるものの、いちばん最初のかたちでした。
一九二五年浪越徳治郎(なみこし とくじろう、Tokujiro Namikoshi)は、その手技を一つの体系としてまとめ指圧と名づけました。
一九四〇年には、指圧を教える学校が設けられます。その学校と、附属の施設は、現在は当サロンとは別の運営です。
やがて指圧は法律のうえでも認められ、一九六四年、あん摩マッサージ指圧師の一つとして位置づけられました。
徳治郎は九十歳を越えてなお、現役で手をあて続けました。
かつて徳治郎の手を頼った人々のなかには、吉田茂ら歴代の首相や、マリリン・モンロー・モハメド・アリの名も残っています。
四代にわたり、政財界や音楽・芸能・スポーツなど各界の第一線で活動される方々にお越しいただいてきました。今も変わらずお越しいただいています。
指圧の心 母ごころ おせば生命の泉湧く
浪越徹
Toru Namikoshi
SHIATSU を、世界の言葉に
二代目・浪越徹(なみこし とおる、Toru Namikoshi)は、徳治郎の子として指圧を海の向こうへ運びました。
英語では長く fingertip pressure と説明されていた手技が、徹の仕事を通じて、SHIATSU という一語で通じるようになっていきます。
その名は、日本語からきた言葉としてオックスフォード英語辞典にも載っています。
ボクサーのジョージ・フォアマンをはじめ、海外の要人やアスリートが、その手を求めました。指圧は、日本の一つの家から生まれた技として、世界の言葉になりました。
主な著書(英語):
Shiatsu Therapy: Theory and Practice(1974年・archive.org/
The Complete Book of Shiatsu Therapy(1981年・archive.org/
Shiatsu and Stretching(1985年・archive.org/
The Shiatsu Way to Health(1988年・archive.org/
Touch and Stretch: Shiatsu for Everyone(2000年・archive.org/
浪越孝
Takashi Namikoshi
手技をみがき、医師とともに
三代目・浪越孝(なみこし たかし、Takashi Namikoshi)は、受け継いだ手技をさらに細やかにみがきました。
「母ごころ」という初代の言葉を、指のひとつひとつに宿す。
その姿勢は、今も現役の施術のなかにあります。
二〇一九年、孝は聖路加国際病院との共同研究に加わりました。
慢性的な腰の不調をめぐる臨床研究として、その成果は、査読を経た医学誌『Complementary Therapies in Medicine』に掲載されています。
家に伝わる手の技を、医師とともに確かめながら、次の世代へつないでいく。
二〇一九年、聖路加国際病院との共同研究に、その手も加わった。
浪越友哉
Tomoya Namikoshi
源流を、いまと未来へ
四代目・浪越友哉(なみこし ともや、Tomoya Namikoshi)は、子どものころ毎晩のように父・孝の指圧を受けて育ちました。
親子であり、師弟であり、ときにライバル。
その手のかたちを、いちばん近くで受け取ってきた一人です。
いま友哉は、帝国ホテル東京 本館中2階の浪越指圧サロンを預かっています。
初代から続く指圧を、正しいかたちのまま手渡していく。若い世代へ、そして世界へ。
疲れをためない日々の養生として、指圧をひらいていくこと。
それが、四代目のいまの仕事です。
施術者が心身ともに豊かで元気でいれば、指圧をお受けになる方の心身も豊かにできる。
初代・徳治郎から、四代目・友哉へ、直系で継いだ一本の線。
学統の分岐
指圧は、一つの家系のなかだけで受け継がれてきたわけではありません。
初代・徳治郎が一九四〇年に創立した学校からは、多くの指圧師が巣立ちました。
そこで学び、そこで教えた一人が増永静人です。
増永はのちに禅指圧を提唱し、医王会を創始しました。
野崎裕士からは、ヒロン指圧が生まれています。
血統の直系は、初代 徳治郎・二代目 徹・三代目 孝・四代目 友哉と、一本の線で続いてきました。
学統はそこから幾筋にも分かれ、それぞれのかたちで指圧を運んでいます。
どちらも、指圧の百年をかたちづくってきた事実です。
これは優劣ではなく、分岐の記録です。
浪越指圧の系譜について
- 浪越指圧サロンは、指圧を創始した家系のサロンですか。
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はい。1925年に指圧を創始し「指圧」と名づけた浪越徳治郎(1905–2000)の直系の家系です。
初代・徳治郎から二代目・徹、三代目・孝、四代目・友哉へと受け継がれてきました。帝国ホテル東京 本館中2階にある浪越指圧サロンは、その浪越家が営む株式会社浪越指圧アソシエイツが運営しています。
施術にあたる者は全員が国家資格「あん摩マッサージ指圧師」を保有しています。 - 浪越の名がつく他の施設と同じ組織ですか。
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いいえ。当サロンは帝国ホテル東京 本館中2階にあり、電話は03-3581-7354、運営は株式会社浪越指圧アソシエイツです。
他の場所で浪越の名を用いる施設・団体とは、所在地も電話番号も運営会社も異なり、ご予約もそれぞれ別に承っています。
当サロンへのご予約は電話 03-3581-7354、またはメール reservation@namikoshi- shiatsu.co.jp(運営会社のドメイン)です。 - 三代目・四代目の施術はどこで受けられますか。
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帝国ホテル東京 本館中2階の浪越指圧サロンです。浪越指圧 三代目 浪越孝と浪越指圧 四代目 浪越友哉はいずれも現役の指圧師で、ご指名は要予約、料金も通常とは異なります(60分17,600円・90分24,800円・120分31,900円/税込)。
営業は11:00〜19:00(日本時間)で、どのコースも最終開始は19:00、年中無休です。
お電話がつながらない際は、留守番電話にお名前とお電話番号をお残しください。営業時間内に折り返しご連絡いたします。
指圧は、国家資格「あん摩マッサージ指圧師」に基づく施術です。医師による診断・治療に代わるものではありません。
指圧の源流で、その手にふれる。
一九二五年からつづく指圧を、初代の手のかたちのまま。
帝国ホテル東京 本館中2階で、お客様の体に向き合います。
指圧は、国家資格「あん摩マッサージ指圧師」に基づく施術です。医師による診断・治療に代わるものではありません。
お電話でご予約03-3581-735411:00〜19:00(最終開始19:00)/年中無休
帝国ホテル東京 本館中2階/
日比谷駅A13徒歩1分・内幸町駅A5徒歩3分